知らないと後悔!?建具の床見切りについて

注文住宅

今回は見切りについて。しかも建具(ドア)の床見切りのみのお話しです。

実は着工合意後にインスタなど見ていた際に、建具下の床見切りについて話し合ってなくない!?と気が付き慌てて相談しました。

と言うのも我が家では玄関ホールはタイル床に対し、LDKは木床を採用しており、建具を閉めた際に見切りによっては見えるのでは?なんて思ったからです。

インスタやブログを拝見するにここで後悔している人をちらほら発見。

我が家についても急いで調べ、変更してもらったのでご紹介していきます。

 

住友林業の標準の見切り

まず、住友林業の標準の見切りについてご紹介します。

建具については開き戸、引き戸(引き込み戸含む)があります。

A 床材や貼り方を変更していない場合

開き戸、引き戸共に見切りが入らない形で床を貼ってくれます。これが一番ベストだと思いますので基本的に床材はフロア毎に変えないのがベストな気がしています。

B 床材を変えた場合

開き戸の場合はこのように細身の見切りが使われます。この時、建具よりも幅が小さいため建具を閉めた際にどの面からも隣部屋の床が見えることはありません。

見切りの種類は何種類かありますが、基本、どちらかの床色に似たものを選択するはずです。

引き戸(引き込み戸)の場合は非常にケアすべきです。

こちらのように超絶広い幅の見切りがきます。見切りの色と床の色とで差異が生まれるため、建具を閉めた際に、画像の例だと上の部屋から見るとナラ床に対してウォルナット床が見えてしまうため、非常に後悔することに。

 

お勧めの見切りと金額

そこで、引き戸や引き込み戸の場合の対応策としてお勧めなのが細身の見切りを使うことです。我が家はステンレスを採用しましたが、真鍮もお勧めです。

 

ただ、この時の注意点があります。それは見切りの場所をどこにするか。

細身の見切りを取り付けた際は建具の中心ではなく、画像の4パターンとなるようです。

基本は②or③になると思います。

ちなみにステンレスとした場合の施工費込の金額は25,000円(諸経費&税抜き)とのことでした。

また、ドア枠については建具の色に合わせた色が標準となるようです。そのため、見切りをステンレスや真鍮にしても太めのドア枠は建具の色になるため、注意が必要です。

正直、これを知ってからですと、クロスが白であるなら全ての建具は白が良いのでは?と思ったり

クロスの色は打ち合わせの終盤(ICさんと決めて行く)のため、建具はすでに決まっている状態だと思いますが、事前に知っておけばクロス選択と平行して建具の色も決められると思いますのでお勧めです。

 

以上、建具の床見切りについてでした。参考になれば嬉しいです。